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史実に引っ張られる?――ウマ娘 プリティーダービ― Season 3(終) 第13話「そしてあなたの……」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き、アニメ『ウマ娘 プリティーダービ― Season 3』を見た感想です。

史実をよく知らない状態でアニメ初見での感想を書きます。

  • TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービ― Season 3』公式サイト
TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』公式サイト
TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』2023年10月4日(水)より放送開始! 「諦めない、この手が届くまでーー」

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

STORY | TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』公式サイト
TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』2023年10月4日(水)より放送開始! 「諦めない、この手が届くまでーー」

ラストランの有マ記念を目前にしたキタサンは激しいトレーニングを続けていた。
必死に走るキタサンの姿は、周囲のウマ娘の心にも火をつけていく。
仲間たちに見送られ、多くのファンの興奮と熱気に包まれる中での最後の有マ記念。
全力で走り続けてきた先に、キタサンが見た景色は――

©Cygames, Inc.
https://anime-umamusume.jp/story/

感想

最終回の有マ記念ということで、ほぼ前回の「Season 2」をなぞったような展開になりました。
ただ、前回のトウカイテイオーの場合はほとんど誰も勝利を予想していない中での劇的な逆転勝利だったのに対して、今回のキタサンブラックは多くの人が勝利を望んていて、キタサンブラック自身が逃げきりタイプのため逆転という要素も無かったせいもあり、「ドラマチック」「泣ける」という点では前回のトウカイテイオーの話のほうが上回っていたと思います。

そもそも、肉体的に衰えているのかもしれませんが現実に十分勝てている状態でのキタサンブラックの引退発表がわがままに思えるという点も感情移入し辛かった理由かもしれません。前回のシュバルグランのキタサンブラックを嫌う感情のほうがむしろ共感できます。
今回は史実に引っ張られ過ぎという気もしました。前シーズンではトウカイテイオーに勇気づけられたメジロマックイーンが再び走れるようになったという設定だったわけですし、今回のキタサンブラックも「やっぱり引退するのをやめてこれからも頑張る」という流れになるのかと思っていたのですが、そういった描写はなく、本当に今回がラストランという終わり方になってしまいました。

まあ、「史実に引っ張られ過ぎ」だとは思いましたが、今回のウイニングライブがキタサンブラックイッツコーリングシュヴァルグランの3名だったのは良かったと思います。イッツコーリングは今回だけの登場のモブウマ娘の位置づけですので、かわりにサトノクラウンサウンズオブアースを抜擢する案もあったかと思います。
というより、そもそも今シーズンの主役はキタサンブラックとサトノダイヤモンドですので、サトノダイヤモンドも出走して今回は2位になったという改変も出来たのではと思います。これまでのアニメでもSeason 1でのダービー同着などの改変はあるわけですし。
それでも今回は史実を重視して最後のライブにイッツコーリングさんを登場させたのは良かったと思います。結構可愛いウマ娘さんですし。

気になったのはサウンズオブアース
前シーズンでチームカノープスに入ったツインターボはストーリー上で重要な役割を果たしました。
同じようにサウンズオブアースも何かのエピソードでキーとなるキャラクターなのかと思っていましたが、結局バイオリンを弾くだけで終わってしまいました。
主要メンバーの中でもドゥラメンテシュバルグランには見せ場がありましたし、サトノクラウンも十分活躍していたのですが、サウンズオブアースだけが不遇な扱いに終わってしまったのが気になります。
まあ前シーズンのマチカネタンホイザの活躍と同等と考えれば納得できないこともないですが。

ということで終了です。
第2話のキタサンブラック、第6話のサトノダイヤモンド、そして第12話のシュバルグランに泣けたという印象が強く、知っているキャラクターもたくさん登場して楽しかったのもあり満足できました。

まだまだウマ娘のコンテンツは続きそうですが応援していきたいところです。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

優勝して引退なんてもったいないね……

多くのファンがそう思ってるでしょうけど、本人の意思を尊重して応援していたのでしょうね。

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