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セイの術――「聖女の魔力は万能です」Episode08 「覚醒」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「聖女の魔力は万能です」のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。

  • 「聖女の魔力は万能です」第1期サイト
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なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

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念願だった禁書庫での書物閲覧を許されたセイは、より効果の高いポーションが作れないかと研究に没頭。過去の聖女は魔物を殲滅する「聖女の術」という魔法を使ったらしいが、記録がないため詳しいことはユーリにもわからなかった。ある夜、この世界で出会った人たちのことを思い返していたセイの心に何かが湧き上がってくる。その瞬間、辺りに広がる金色の光。それが何なのか答えが見つからないまま、セイは西の森の討伐に回復要員として参加する。同行したユーリやアルベルトと共に危険な森を進んでいくが……。

©2021 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能です」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/1st/story08.php

感想

伝説の「聖女の術」。
噂だけではっきりしたことがわからない、という話から、セイが発動するまでの流れが一気に進みました。
こんなに簡単に身に着けると伝説のありがたみが薄れそうなものですが、まあセイが凄いからこそということで、このテンポ感は良いと思います。

ユーリさん、セイを研究対象として興味を持っているようにふるまってますが、もしかするとアルベルトと同様に特別な感情を持ってるのでは、と思いました。恋敵になってくると色々とヒビが入りそうですし、温和に進んで欲しいものですが……

さて、セイが討伐の参加者になりましたが、かなり危険な目にあいました。
現状のセイは、言うまでもなく国にとって無くてはならない存在です。
セイの覚醒のおかげで救われたということで結果オーライではありますが、覚醒条件が不明な以上全滅の恐れもあったわけです。
本来であればセイを参加させた是非が問われそうな気がします。
広範囲の殲滅の術が自由自在に使えるようになれば話は別ですが、現時点では「セイの気持ちがかなり動いた時」ということでまだ曖昧でしょう。ただ、ユーリも近くにいたわけですし、発動条件については今後解明していくことになるとは思いますが。

ところで、道中に魔物が少なかったのは、やはりドラクエでいうところのトヘロスのような魔物退散系の魔力が働いていたのでしょうか。
以前にもこの伏線はありましたし、その可能性は高そうです。
「万能」ですからね。まだまだ色々な方面に能力を発揮していくかもしれません。

それと、アルベルトさんもこういった危険な場所ではあまりセイに話しかけないほうが良いと思います。今回は結果的にアルベルトがピンチになって覚醒したため助かりましたが、セイがアルベルトを目の前にすると照れて緊張するのは明らかで、アルベルトのせいで逆にセイが普段の力が発揮できない可能性もあったわけで。まあ、人は自分自身のことについては鈍感になるものですし、もしかしたらアルベルトがセイの好意に気付いていない可能性もありますが。

次回の展開予想

「聖女の術」を使ったということで、セイが聖女だろうという話が確定的になる流れだと思います。
前回アイラさんの話を挟みましたので、セイの聖女説へのカイル王子の反応が描かれていきそうです。
ただ、公的な場で決着をつけようとしてもアイラ側の勝算は低いですので、何か奇策を打ってくるかもしれません。
そうなると、暴走しようとするカイルに対して渋々従うアイラ、それを知ったエリザベスが止めようとする流れなどが考えられますが、果たしてどうなるか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

見てると剣で戦うより魔法のほうがずっと強力そうだね!

ユーリさんもセイさんも魔力がトップクラスの人たちですからそう見えるだけかと。

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