さて、気分一新、今日からは「DCプランナー」の勉強の投稿が始まります!
なお、社労士試験勉強の時のような毎日連投ではなく、別ジャンルの投稿をまじえての投稿になる予定です。
DCプランナーって?
……やっぱり知らないですよね。一般の人はもちろん、社労士を勉強していた人でも知らない人のほうが多数派かもしれませんね。
今日は、「DCプランナーとは何か」について見ていきましょう。
例題
問題:DCとは何の略でしょう?
JCが女子中学生って聞いたことあるよ。なら、DCは男子中学生だ!
……なるほど。それはちょっと反応に困る答えですね。正しそうにも見えますね。
当サイト的な正解は、「Defined Contribution(確定拠出年金)」の略です。
確定拠出年金とは、企業や個人が拠出した掛金と、その運用収益との合計額によって給付額が決定する年金制度です。
毎年(毎月)、会社や個人加入者が掛金を出して、加入者がその資産の運用方法を指示します。
運用なのでリスクが無いとはいいませんが、もとの掛金よりも多くの金額を年金として受け取れることが期待できます。
確定拠出年金には企業型年金と個人型年金とがあります。個人型確定拠出年金を「iDeCo(イデコ)」といいます。
DCプランナーとは
DCプランナーとは、DC(確定拠出年金)をプランする人……と思いがちですが、正確にはちょっと違います。
DCを中心として、年金制度全般の専門的な知識を持ち、投資やライフプランの知識も併せもつプランナーです。
FPは「ファイナンシャル・プランナー」ですので、それに近いイメージですが、分野としてはDCや年金が中心になります。
まあ、基本的に「老後の資産形成のプランニング」が中心分野になります。
年金教育の専門家として、DCに限らず年金制度全般の知識を普及させたり啓発したりする役割や、年金制度について加入者の保護の視点から果たす役割が期待されています。
DCプランナー認定試験
DCプランナー認定試験には1級と2級があります。
一般社団法人金融財政事情研究会のDCプランナー公式サイトはこちらです。
以前は年1回しか受けられませんでした。
今年、2021年9月6日(月)より、CBT試験が始まります。
CBT試験が始まると、全国色々な会場で都合の良い時間に受けることが出来ます。
この記事を書いている今は、まだ始まってません。
あと1週間と少し経ったら開始します。
従って、今までよりも圧倒的に受けやすくなります。
なお、1級は、2級合格者でなくては受けることはできません。
2級の受験料は「6,600円」です。
試験時間は120分。
問題数は、四答択一式30問、総合問題10題です。
総合問題はおそらく1題につき小問が2問ありますので、全部で50問でしょう。
その通りであれば、1問2点で、70点以上が合格になります。
1級にはA/B/Cの3分野あります。いずれも試験時間は90分で、受験料は4400円です。
3つの試験すべてに合格した時点で、DCプランナー1級の合格者となります。
なお、「1級DCプランナー」「2級DCプランナー」と名乗るためには、合格番号発行日の属する月の翌月末までに資格の登録申請を行う必要があります。
ただし、1級受験の要件は「DCプランナー2級合格者」であり、「2級DCプランナー」である必要はありません。
以下の言葉は公式サイトでも明確に使い分けられています。
- DCプランナー〇級合格者……試験に合格した人
- 〇級DCプランナー……試験に合格して、かつ登録した人
登録していないのに間違って「プランナー」と名乗らないよう注意しましょう。
まとめ
DCプランナーとは、DC(確定拠出年金)を中心として、老後の資産形成のプランニングに強いプランナーです。
DCプランナー認定試験に合格して、登録するとプランナーを名乗れます。
当ブログは「資格・検定の合格」を目指すブログですので、「DCプランナー試験合格」を目指します。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
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