引き続き、コミック「球詠」の感想です。
なお、本・雑誌の感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未読のかたはご注意下さい。
対象の本
- 球詠 13巻
感想
『球詠』第13巻。美園学院との準決勝もついに決着です。
芳乃の作戦は「1球に全てを賭ける」という白菊への代打でした。
白菊は見事に好打を放ちましたが、惜しくもホームランにはならずあと1点が届きませんでした。
もちろん、その1球を打つことだけを真剣に考え、しっかり長打にしたのはお見事なのですが、とはいえ白菊本人はホームランを狙っていたわけで、悔しい気持ちのほうが強いでしょう。
そのあたりをしっかり見抜いて、全ては芳乃の作戦だと見抜いて労った園川投手もさすがです。
結果は惜敗。
印象的だったのは、試合後の芳乃の姿です。
園川投手から声をかけられつつも、芳乃は「黒木投手への対策もしておくべきだった」と、敗戦の責任を一人で背負っていました。
この悔しさがあるからこそ、次の過酷な冬合宿のプランに繋がったんですね。
そして、その案に真っ先に賛成する希の芳乃びいきはさすがです。
今巻の後半、語の焦点は菫に移りました。
詠深や希といったチームメイトとの才能の差を感じ、つい部活をサボってしまう菫。
そのあたりの菫の気持ちには共感するものがあります。
そして、そんな菫に藤井先生が、自分自身の選手時代は「ついていくタイプ」だったと話した上で、菫に寄り添う姿は頼もしかったです。また、菫が、黒木亜莉紗投手を打つという明確な目標を見つけ、復活したのも良かったです。
それにしても、「何のためにこれをやっているのか」という目的意識があるかないかで、練習の効果は劇的に変わるというのは心に響きます。
おまけ漫画の希は、「よしの」という言葉に即座に反応していました。
そこまで好きだと逆に危なっかしい一面もありそうですが、まあでも希と芳乃のコンビは好きなので応援したいところです。
さて、過酷な冬合宿が始まりますが、どうなることか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。
やっぱり前半捨てたの勿体なかったんじゃないかな?
結果的に4失点が大きかったですが、もっと失点が少なければ勝機は十分あったと思いますよ。


