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白菊――「球詠」第8球「ゼロから」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「球詠」の感想です。
なお私は「球詠」のアニメのストーリー部分は原作では未読の状態での初視聴となります。

  • TVアニメ「球詠」公式サイト
TVアニメ「球詠」公式サイト
原作まんがタイムきららフォワードにて好評連載中!待望のTVアニメ、2020年春放送開始!!

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

TVアニメ「球詠」公式サイト
原作まんがタイムきららフォワードにて好評連載中!待望のTVアニメ、2020年春放送開始!!

迎えた県大会の開会日。柳大川越ナインと健闘を誓い合う中、珠姫は中学時代の先輩でバッテリーを組んでいた梁幽館の投手・吉川和美に会い、その様子を見た詠深は吉川と張り合おうとする。影森戦ではエースの詠深を温存し、理沙が先発のマウンドに上がる。エラーもあり先制を許してしまうが、得点したにも関わらず、影森ベンチからは歓声が上がることもなく、不気味な雰囲気を漂わせる。

©マウンテンプクイチ・芳文社/新越谷高校女子野球部
https://tamayomi.com/story/detail.php?id=1000785

感想

大会が始まりました。
雑誌に新越谷の記事もあり、詠深のことが記載されていました。芳乃藤井先生が自分たちの情報を渡したとも思えませんので、記者が練習試合を見て分析したのでしょう。強豪チームほど情報がたくさん出ているので、その点は無名チームのほうが有利そうです。

梁幽館の吉川投手が珠姫のことで詠深と張りあっていましたが、ちょっと詠深が子供っぽい感はあります。現実に今珠姫とバッテリー組んでいるのは詠深という事実がある以上余裕を持っていい場面。先発投手の件についても、詠深は目先の感情に左右されやすい傾向はありそうです。まあそのあたりを周囲がしっかりサポートする必要があるということでしょうか。

さて、影森戦が開始。
打順は詠深が9番になっていました。白菊の打順を上げたいというのもあるでしょうし、詠深が毎試合投げるわけではないにしても負担は軽くしたいということでしょう。メンバーが同じなのに試合ごとに打順を変えるのも良くないでしょうし、この大会はこの打順固定でいきそうです。

先発は理沙で、白菊のエラーを起点にあっさり1点を失点。ただ、その1点のみで大崩れせず押さえきります。
そもそも理沙が先発の時点で多少の失点は覚悟していたでしょうから、1点で押さえたのは上出来。
理沙の代わりにサードに入っていた詠深が好返球で追加点を防いだ場面もありました。

そして、影森による素早い試合展開に嫌な雰囲気が漂う中、鮮やかなホームランで同点に持ち込んだのが白菊
による相手投手の球速の情報をもとに、狙いすまして打ち返した見事なホームランでした。
白菊に対抗意識を持っている希はちょっと妬ましい気持ちもあったようですが、そこは今後の闘志として昇華していって欲しいところです。

理沙に疲れが見えたところでの息吹のリリーフも見事でした。
相手投手のアンダースロー投法のコピーで心理戦に持ち込むとは。
強豪チームに通用するかどうかわかりませんが、目先を変えたい時など有効な場面は出てくると思います。

また、息吹の代わりにレフトに回ったもしっかり守っていたようです。交替した場所に打球がいくという話を聞いたことがありますが、この試合に関してはその通りのようですね。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

試合より練習が好きなら、大会には出ないほうがよかったんじゃ?

そういう問題ではなさそうな気がしますが……

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