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芳乃の貢献――「球詠」第7球「雨上がりの夜空に」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「球詠」の感想です。
なお私は「球詠」のアニメのストーリー部分は原作では未読の状態での初視聴となります。

  • TVアニメ「球詠」公式サイト
TVアニメ「球詠」公式サイト
原作まんがタイムきららフォワードにて好評連載中!待望のTVアニメ、2020年春放送開始!!

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

TVアニメ「球詠」公式サイト

夏の県大会の抽選に参加する怜と芳乃。不祥事で停部していた新越谷の名前が挙がると会場には不穏な空気が流れるが、柳大川越・大野の助け舟で事なきを得る。抽選の結果、初戦の相手は影森高校、勝ち上がった二戦目の相手は一昨年の優勝校・梁幽館高校が濃厚となった。さっそく梁幽館戦を想定した練習に入る詠深たち。一方、芳乃と息吹はデータのない影森へ偵察に出かけていく。

©マウンテンプクイチ・芳文社/新越谷高校女子野球部
TVアニメ「球詠」公式サイト

感想

さて、どうやらここから夏の県大会編に入っていきそうです。
抽選会で芳乃が、(メタ的にはおそらく視聴者向けに)ざっと各チームの選手紹介をしていましたが、さすがに覚えきれるわけもなく、後で振り返る感じになるでしょう。もっとも、オープニングで見かけた選手もそこそこいたようです。

ちなみに、紹介された選手側も、芳乃の調査したいオーラを感じ取っていたようです。芳乃の声が聞こえていたのかどうか定かでないですが、かすかに自分の名前やチーム名や耳に入ったというのはありそうです。

抽選の結果は一回線が情報の少ない影森高校で、二回線が強豪・梁幽館高校とのこと。
ストーリー的には少なくとも二回線までは進めそうですが、情報の少ないということですから一回戦も苦戦はすることになりそうです。
芳乃は一回戦を理沙息吹に投げさせることに決めたようです。甘く見ているわけではなく、何らかの考えがあってそうしたのは間違いないのですが、どんな考えなのか予想は難しいです。二人の球種をメモしている場面もありましたので、何らかの勝算が高い作戦を思いついたのかとは思いますが、どうでしょうか。

新越谷の試合用のユニフォームが配られ、詠深芳乃珠姫息吹がキャッチボールする場面がありました。
芳乃に背番号10のユニフォームが用意されたことに芳乃が感動していましたが、傍から見れば当然というか、むしろ用意しない判断のほうがまずいと思います。まあ、予想していなかったからサプライズに驚いたというのは良い話だとは思いますが。
芳乃はマネージャーですが、異性のマネージャーならともかく同性なわけですから、選手として登録することに何の問題もないはず。
藤井先生はコーチという話をしていましたが、控え選手という意図もあったと思います。
また、詠深が芳乃の投げる球にキレを感じたような反応をしていたのも、芳乃の出番の伏線にも見えます。
まあ、本当に控え選手の意図があるならそのための練習もしておいたほうが良いですが、今は芳乃は情報収集の面で大いに貢献しているわけですし、本当に万が一の時の保険という感じでしょうか。

それにしても、二遊間の二人へのアドバイスといい、芳乃の活躍は一介のマネージャーとしては凄すぎる気はします。相手チームの研究もそうですが、高校の部活でここまで情報分析をしているマネージャーも滅多にいない気がします。チームがどこまで勝ち上がるかはわかりませんが、本当に上位に進むことがあれば芳乃の貢献は大きいと思います。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

息吹ちゃんの、見ただけでコピーしてしまう技も凄いと思うよ!

姉妹そろっての特殊才能という印象ですが、野球を心底好きだからこそという面もあるでしょうね。

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