引き続き「うたごえはミルフィーユ」の感想です。
なお私は「うたごえはミルフィーユ」の今後の展開を知らない状態での初視聴となります。
- うたごえはミルフィーユ(うたミル)公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

ついに6人揃ったアカペラ部。夏休みの登校日に初ライブの予定が決まり、本格的に練習が始まる。そんな彼女たちの前には期末テストが迫っていた。夏休み中の補修を回避するために結束する1年生だが――
©うたごえはミルフィーユ製作委員会
©2022 UTAMILU
https://utamille.com/anime/story
感想
期末テストのテスト勉強のエピソードがありました。
1年生4人の成績分布が興味深かったです。中間試験の成績は、ウタは220人中9位、クマちゃんは30位くらい、ウルルは平均くらいで、ムスブが最も悪くて200位以下だったという。
見た目と言動からの偏見ですが、ウルルが一番悪いかなと思ってました。ムスブはむしろ試験の類は要領よくこなしてしまうタイプのように見えました。
そしてこれも偏見ですが、主人公が成績が悪いのが定番のような気がするのでウタも成績が悪い部類なのかと。
とはいえ、ネガティブな性格だからよく復習するから成績が良い、というのは言われてみれば確かにという気もします。それを思うとウタとクマちゃんが好成績なのはもっともなのかも。
ちなみに、この高校の赤点の基準は平均点の半分未満のようです。実は私は赤点とはある一定の得点未満を指すものだと思っていたので、赤点が平均点を基準に決められることがあること自体初めて知りました。私が知らなかっただけで割とよくある方式のようですね。
赤点が平均点の半分を基準に決められているとするなら、正規分布を仮定すれば順位から赤点回避の確率は計算できそうです。ウタが言った「26%」はさすがに適当な数字だと思いますが。
ムスブがテストの結果を1教科ずつ公表していましたが、受け取った時に点数を確認しなかったというのも考え辛いところ。点数はわかっていても平均点は確認せずに皆で一緒に確認するために持ってきたか、あるいは点数自体も皆で一緒に確認するために自分でも確認を避けていたか。
まあムスブなりに勉強を教えてもらった恩を感じていて皆と一緒に確認したかったというのはあるかもしれません。
さて、夏休みに開かれる校内での発表に向けての練習。
初合わせといことで上手くはいかなかったようですが、ウタやウルルにはアドバイスしたアイリが、ムスブに対しては、アカペラとして悪い点を自分で見つけてみようとのアドバイス。
この展開でアイリが間違っていたということは無いでしょうから、ムスブにも何か良くない部分があって、後の改善に向けての伏線でしょう。
ウルルとクマちゃんのリズム隊。一緒に登下校することになりました。
まだちょっとクマちゃんのほうに遠慮があるようにも見えますが、とはいえクマちゃんのほうから一緒に登校することを提案したのは良かったと思います。お互い良い影響を与え合えることになるでしょうか。
レイレイとムスブの会話で、ムスブも楽しいと感じていること、そして、自分の成長のためには楽しいと感じている場合じゃないと考えていることがわかりました。まあ、かなり焦っている感じです。一般論では、こういう焦っている時は実は回り道が必要だったりする場合が多い気がするのですがどうでしょうか。
そして、最後にウルルがアイリに見せてもらった録画を見てムスブがずれているのではという疑問を持ちました。
これは、素直に解釈すれば、練習によって色々見えるようになったウルルによって、ムスブの粗も見えてきたという話のようにも見えますが、ムスブが完璧だったことはアイリも認めていました。ということは、ムスブが悪く見えてしまったのは周囲とのバランスのせいという感じでしょうか。
いずれにせよ、ムスブの悪い点は自分で見つけてもらうのが良いとアイリが判断しているわけで、次回以降どういう展開になるのか楽しみです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
アイリちゃんたち2年生は試験は問題なかったのかな?
問題がありそうには見えませんでしたよね。