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トレーナー以外に共感――ウマ娘 シンデレラグレイ 第6話「怪物」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き、アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』の感想です。

史実や原作漫画をよく知らない状態でのアニメ初見での感想になります。

  • TVアニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』公式サイト
アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』公式サイト
週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載中の『ウマ娘 シンデレラグレイ』がアニメ化!2025年4月6日(日)16:30~TBS系全国28局ネットにて分割2クールで放送開始!アニメーション制作:CygamesPictures

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

STORY | アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』公式サイト
週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載中の『ウマ娘 シンデレラグレイ』がアニメ化!2025年4月6日(日)16:30~TBS系全国28局ネットにて分割2クールで放送開始!アニメーション制作:CygamesPictures

シンボリルドルフから『中央』へスカウトされたオグリ。
北原は、次の『ゴールドジュニア』に勝てば中央に移籍、負ければ東海ダービーを目指せ、と条件を突きつける。
ライバルであるマーチとの再戦も果たされるレースであったが、オグリは自分がどうすべきなのか、その答えを見出せぬままレースに臨む。

©久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介/集英社・ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会
@Cygames, Inc.
https://anime-cinderellagray.com/story

感想

ゴールドジュニアレース、そしてカサマツの仲間たちとの別れが描かれました。

ゴールドジュニアレースは、「勝てば中央、負ければ東海ダービー」という条件のもとで行われました。
東海ダービーはフジサキマーチとの約束であり、中央には特別な思い入れがないオグリキャップにとって、負けたくなる条件だったように思います。
シンボリルドルフが北原トレーナーに電話で言った「トレーナー失格」という言葉にむしろ共感を覚えました。
オグリキャップの気持ちを考慮しているとは思えない条件に、ルドルフの指摘は、よくぞ言ってくれたと思いました。

フジサキマーチオグリキャップに怒る気持ちにも共感しました。条件を決めたのは北原トレーナーであり、オグリキャップが責められる筋合いはないわけですが。
レース前にオグリキャップが気持ちを整理する時間があるかと思っていましたが、そのままレースに突入してしまい、内心ではむしろフジサキマーチを応援してしまいました。
それでも、オグリキャップの圧倒的な実力は次元が違い、北原の「走れ」という言葉に吹っ切れた彼女の走りはさすがでした。

今話の前半は北原トレーナー以外の人物に共感する展開でしたが、後半、ウイニングライブ後の北原の言葉、「このオグリキャップが中央の猛者たちを圧倒する、そんな夢を見てみたくないですか」には、非常に心に響きました。
カサマツでオグリキャップを見続けたいと願う人々も多かったでしょうが、この言葉によって、皆オグリキャップを応援する気持ちで一つになった感があります。

完全にオグリのファンになったノルンエースはもちろん、ルディレモーノミニーザレディまでが彼女との別れに泣いた様子は微笑ましかったです。
特に、ミニーザレディの「これから誰をいたずらすればいいんだよ」という偽悪的な言葉が、ミニーザレディらしい表現で良かったです。

北原が中央のトレーナーライセンスを目指すと宣言。
中央行きを打診された時点でこのルートを検討していれば、葛藤も少なかったのではないかとも思いましたが、おそらくライセンス取得は非常に困難な道なのでしょう。
一方で、ベルノライトがサポート編入試験に合格し、中央へ進むと明かしたのは驚きました。ベルノライトの口調から、あっさりと合格したような印象を受けましたが、ひそかに優秀なウマ娘のようです。
それについてオグリキャップが喜ぶ姿も温かい場面でした。

最後に「カサマツ編 完」という字幕が出たことで、次回から中央のトレセン学園編が始まるのだと思いますが、楽しみなところです。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

ベルノちゃん、かなり短期間で合格したってことだよね。すごいね!

ずっとオグリさんのサポートをしていましたし、もともと知識は豊富だったのでしょうね。

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