引き続き、銀河英雄伝説Die Neue Theseの感想です。
なお、私は原作と旧アニメは視聴済みで、その上での感想になります。
- 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
フェザーンの駐在武官に任命されてイゼルローン要塞を旅立ったユリアンと護衛役のマシュンゴは、統合作戦本部で正式な辞令を受け取るために、まずはハイネセンを訪れた。辞令を受け取った後は、宇宙艦隊司令長官のビュコックを訪ね、ヤンからの親書を直接手渡す。さらに、メルカッツとともに銀河帝国正統政府に参加したシュナイダーとも再会。銀河帝国正統政府の内情やメルカッツの置かれている現状を知ることになった。
© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story46.html
感想
サブタイトル「作戦名「神々の黄昏(ラグナロック)」」は帝国側ですが、今回は帝国側の話は最後に少し出ただけで、ほとんどユリアンやフェザーンの場面でした。
大まかな流れは原作通りに進んだのですが、一部でセリフの省略や追加がありました。どういう理由でそういった修正が入ったのかは興味深いところです。
ユリアンとビュコックの会話はじっくり描写されましたが、ユリアンが「ヤン・ウェンリー派」と自称する部分や、メルカッツのことを話す場面が省略されていました。
ユリアンがメルカッツの話をするのは結構大事だと思っていましたが、そうでもないというのが制作側の判断でしょうかね。
ユリアンの回想でフレデリカとユリアンの会話がありましたが、笑顔で話すフレデリカが可愛かったです。
今リメイクのフレデリカは気が強そうな印象がありますが、これだけ明確にヤンへの好意を話す姿はやや意外性があって可愛い気がします。
ユリアンとケッセルリンクとの会話は、緊迫感というか一触即発のような雰囲気でした。原作よりもセリフが増えていて、ユリアンを責めている感じが強くて印象的でした。
帝国側は、同盟との戦いに向けた陣営を発表した後で、ミュラーに質問されての作戦名の発表になりました。
原作では作戦名の発表によって各提督が高揚したという流れでしたが、今回のアニメでは陣営発表によって各提督の意気が高揚したところで、作戦名発表によって最高潮に達するという演出でした。
既に意気高揚している状態なので名前による効果が相対的に小さくなっている気もしますが、とはいえ綺麗な流れだったとも思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
フレデリカさん、なんでヤン提督の朝食の食べ方なんて知ってるのかな?
想像の可能性もありますけど、何度か目撃したと考えるほうが妥当でしょうね。