引き続き、銀河英雄伝説Die Neue Theseの感想です。
なお、私は原作と旧アニメは視聴済みで、その上での感想になります。
- 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
フェザーンの狙いは、門閥貴族派の残党を利用し皇帝を同盟に亡命させて、帝国の同盟への進攻に大義名分を与えることだった。フェザーンの帝国駐在弁務官ボルテックから、自治領主ルビンスキーの思惑を聞き出したラインハルトは、皇帝誘拐計画を見逃すことを決める。オーベルシュタインは、皇帝が誘拐された場合、宮殿の警備責任者モルトが自ら命を絶つだろうと指摘するが、ラインハルトは、自身の決断を変えなかった。
© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story40.html
感想
今回は、門閥貴族派の残党であるランズベルク伯アルフレットとシューマッハの二人、特にシューマッハの視点を中心に、皇帝誘拐の準備から実行場面までが描かれました。実行場面など、冒険物の話のダンジョン探検のようでした。
帝都の黒ビールについて、原作ではランズベルク伯の気分を壊さないようにシューマッハが気を使ってフェザーン産だということを言わなかったのですが、旧アニメでは店員さんが言って気分を壊してしまってました。
今回は、シューマッハはもちろん何も言わず、黒ビールの産地を明かすような第三者もいないので、視聴者にも明かさないで終わるのかなと思ったのですが、後の場面でシューマッハがランズベルク伯が眠っている時に明かしたのは上手い演出だと思いました。
オーベルシュタインがラインハルトからの再度の呼び出しを予想していましたが、これはちょっと相手の考えを読み当てすぎかなという気がしました。翌日以降にするか、通信での連絡でも良いのでは、とも思いましたが、まあでも通信だと傍受される危険性があるわけですね。
シューマッハとボルテックの交渉、旧アニメでは確か屋外の公園かどこかだったと思いますが、今回は図書館っぽい建物の中でした。旧アニメも今アニメでもそれぞれ工夫を凝らした感があり面白いです。
皇帝にランズベルク伯がかけた言葉を易しく言い直した場面については、旧アニメは明らかに子供向けの言葉遣いになって面白かったですが、今回はその落差がちょっとわかりづらかったかなという感もあります。言い直しの部分だけでは連れ出す理由がちょっとはっきりしなかったかな、と。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
最後のケスラー提督、真犯人がわかったっぽい雰囲気だったね!
このような展開から反乱につながるような話もあるかもしれませんね。