「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2」のアニメもついに最終回。
果たして結末はどうなったのか。
- 「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
イベント最終日、ついに運営の虎の子である超巨大なモンスターが出現。その強さにやられそうになった他プレイヤーたちを助けようとするメイプル。彼らとも協力してモンスターに立ち向かおうと、ペインやミィも賛同。【楓の木】、【集う聖剣】、【炎帝ノ国】が率先して超巨大モンスターへと挑む。これまで培った技術やスキルを駆使し、戦うメイプルたちの大決戦の行方は――!?
©2023 夕蜜柑・狐印/KADOKAWA/防振り2製作委員会
https://bofuri.jp/story/episode.html#EP12
感想
最終回らしく熱い決戦でした。
ハラハラするような臨場感もあったし、主要登場人物それぞれの活躍も描写され、最後は主人公らしくメイプルが決めてくれました。
無印のような意表を突いた展開も面白かったですが、やはり今回の王道的な展開も後味良いし良い終わり方だったと思います。
今回のラスボスは、フレデリカの言葉を借りると「偽メイプル」ですが、大きさが巨大な難敵。
最初は大量の暴虐メイプルとマイやユイなど楓の木の活躍で地味にHPを削っていき、メイプルがピンチになったところで「集う聖剣」「炎帝ノ国」の参戦、と、王道ながら見ごたえある戦いでした。
サリーが落下しつつメイプルへ「あとは任せた」という流れのシーンも印象的でした。
最後の決め手が「悪食」という、メイプルが初期から持っていたスキルだったのも良いですね。確かに効果ありそうでした。
それにしても……
最後に「これからも痛いのは嫌だから防御力特化したい」というようなセリフをメイプルが言ってましたが、まあタイトルを回収したセリフではあるのですが……
メイプルは、もはや防御力がどうこうといった存在では無い気がします。
メイプルといえば、「防御力」というよりも、突飛な行動で身に着けた多彩なスキル。
「色々な行動をしてスキルを身につけよう」のほうが目標としては違和感ないのでは。
まあ「防御力を上げる」という目的があった結果として今の状態になっているので、もともとの目標はぶれないほうが良いのかもしれません。
管理者については、秘書さんの言った言葉「プレイヤーを笑顔にするのが目的」というのはもっともです。今回はメイプル達が頑張ってギリギリ倒せる敵だったということで結果的に大成功だったのでは。
もっとも、作品としては管理者がちょっと目立ちすぎかなという部分は気になりました。管理者側は数値をいくらでも操れるという前提があるのですから、メイプル達の冒険を楽しむ作品としては、プレイヤー対管理者という図式は強調して欲しくないところです。
さて、最後に新キャラが数名登場。可愛らしい女の子が印象的でした。
最終回の最後に新キャラというのは、普通に考えると続編への伏線の可能性が高いわけですが、どうなることか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
今回はみんなでイベント後の打ち上げはしなかったのかな?
アニメの描写を省略しただけで、実際には開催されたかもしれませんよ。今回は明確に三ギルドが共闘したのですし、メイプルさんはそういった楽しいことが好きそうですし、むしろ開催しない理由のほうが無いかと。