今まで私はコンピュータ画面を使った試験をあまり受けたことがありません。
OracleマスターやUMTPの試験はコンピュータ画面で受けましたが、「級」がつく検定試験などは、ほとんど会場試験でした。(例外として、ビジネス数学検定は自宅のPCからです)。
CBTに偏見を持っていたわけではなく、自分が受けたい試験はCBTには無いだろうという謎の思い込みがあったためです。
宅建試験が自粛となり、秋以降はどうしたものかと、「DCプランナー」について調べていました。
DCプランナーは資格登録に費用がかかったり有効期限があったりするので、以前は考慮対象外でした。でも、考えてみれば、もともと宅建や社労士も合格しても登録するつもりはなかったし、「試験合格」のみを目的として、失効上等で考えるなら有力候補となりえます。
もともと私の動機は「試験に勝ちたい」が優先であって、「資格をたくさんコレクションしたい」わけではありません。もし1級に受かって登録しなかった場合は「1級試験合格」と書いておけば嘘にはならないでしょう。
DCプランナーも今年からCBT試験になるそうなので、CBTの試験について調べてみました。
記事の内容
この記事の内容
- CBT試験の概要
- 場所が自宅から近くて動揺した話
想定する読者
- CBT試験を知らない人
CBT試験とは
CBT試験とは、全国各地にあるCBTテストセンターのパソコンにて実施する試験です。CBTとはComputer Based Testing(コンピューター・ベースド・テスティング)の略のようです。
漢検、銀行業務検定、世界遺産検定など、以前は試験会場で紙に回答を記載する形だった試験類も、最近は続々とCBT試験に参入してきています。
CBT試験には多々メリットがあります。
- 検定試験の実施者の立場のメリット(想像)
- 会場を押さえたり試験官を手配したり問題用紙を印刷したりといった手間がなくなる
- 定員の上限を気にする必要もなく受験者を募集できる
- 受験者の立場のメリット
- 場所と日程を自分の自由に選ぶことができる
- 都合が悪くなった場合の日程変更も直前以外であれば可能
ただ、元々マークシート型だった試験ならともかく、本来記述型・論文型だった試験の場合、CBT試験の導入は難しいものがあります。
また、行政書士試験や社労士試験など、大人数が全国一斉に同じ時間に実施して、公平を期する必要がある試験で導入するのも難しいでしょう。
とはいえ、今後CBT化が進む流れになっているのは明らかですし、DCプランナーも今年からCBT試験になるそうなので、実際の受験はまだ先になるとしても、どんな場所で試験が行われるのかを調べてみました。
CBT試験の会場
CBTの試験会場は、全国280箇所にあるそうです。
どの都道府県にも複数個所あるようですね。
私が受験するならどこになるだろう、と、自宅から近い会場を調べてみました。
もし最寄りの駅前にあったりしたらラッキーだな、と思いつつ、見ていくと……
……!
ありました。
いや、ありましたというか……
予想以上に近い場所だったので動揺しました。
徒歩3分程度?
普通に毎朝セイカ歩数計やドラクエウォークを携えて歩いている範囲というか、毎日行くスーパーマーケットよりも近いというか。
これは……、こんなに近いのなら、今までの私の価値観を覆して、資格マニアとして毎週のように通う手さえあり得るのでは。
いやいやそれは目的と手段が完全に入れ替わってるというか……、いやでも「勝つことが目的で資格そのものはいらない」という価値観がそもそも変なのだから構わないかというか。
と、こんな感じで動揺しました。
まあ、冷静に考えて、毎週受けにいったらそれだけで月数万円の出費になるので、それはあり得ない。多くても月1回。
そもそも、易しい資格をたくさん取るシューター型ではなく、それなりの難易度がある資格を一点集中型で狙うスナイパー型が私のスタイル。
それを踏まえて、とはいえ選択肢が増えるのは良いことなので、落ち着いてから総合的に判断することにしましょう。
ブログのネタのためには、色んな面白そうなものを受けたほうがいいと思うよ~
ともあれ、受けられる試験をざっと見た感じ、現状下位級のみとはいえ銀行業務検定も難易度はそれなりにある試験なので良さげだし、通販エキスパート検定、日本農業検定など、ゆくゆくは1級も考えられる検定もあります。
それに、まだまだ既存の検定が参入していく可能性も大いにあります。
まとめ
CBT試験はコンピュータ画面での試験で、会場は全国各地にあり、最寄りの会場で時間を選んで受けることができます。
そのうちの一つの会場が私の住所から近くにありました。
どうするか。
ひとまず、社労士試験が終わってから改めてゆっくり考えてみます。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。