引き続き、コミック「球詠」の感想です。
なお、本・雑誌の感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未読のかたはご注意下さい。
対象の本
- 球詠 7巻
感想
ついに物語は5回戦、そして準々決勝へと突入します。
今回からは完全にアニメでは見られなかった未知の展開です。
5回戦の熊谷実業戦は乱戦。
ここで活きたのが前巻で梁幽館の友理から託されたデータでした。芳乃がそのデータを完璧に使いこなし、作戦が次々とハマっていく様子は、まさに芳乃の本領発揮といったところ。
そして、今巻の表紙を飾った理沙!
県内最速・久保田投手の全力投球を打ち返し、タイムリーを放つ場面は格好良かったです。いつの間にか打順も稜より前になっていますし、特定のスター選手だけでなく、全員にしっかり見せ場があるのがこの作品の良いところだと改めて感じました。
一方で、希と芳乃のコンビも相変わらず。
準々決勝の対戦相手を決める試合の観戦中、最初は「柳大」と言っていた希。ところが、芳乃が「大宮大のほうがやりやすい」と言ったら、「私も大宮大が良いと思う」と意見を翻したのは面白かったです。
好きな相手の意見にはついつい同調してしまう。希のそんな一面には、私も思わず共感してしまいました。
おまけ漫画でも相変わらず芳乃の髪を気にしているようですし。
準々決勝の柳大川越戦は、相手側の視点が多く描かれているのが新鮮で面白かったです。
特に1年生の、大島留々さん。
「~っス」という口癖もキャラが立っていて可愛いですが、そのスポーツマンシップも良かったです。
ランナーとして出た際に稜の疑問に丁寧に答えたり、倒れた息吹に水を差し出して「ナイスファイトス」と声をかけたり。対戦相手であっても敬意を忘れない姿には、清々しかったです。
水を届けるよう指示した大野さんも、抽選会の時からの「いい人」っぷりが健在で、柳大川越というチーム全体への好感度がさらに上がった感はあります。
今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。
留々ちゃんが息吹ちゃんに水を持ってったのって、新越谷に控えがいないってわかってたからかな?
そうでしょうね。怜さんが帽子を取ってお礼をしていましたし、良い場面でしたね。


